子どもを育てる『7つの原則』の第3原則は「親が変わることで、子どもが変わる」です。子どもが思うように行動しないとき、親はまず自分のアプローチを見直す必要があります。例えば、子どもが勉強せずにゲームばかりしているとき、親が「宿題やったの?」と問いかけることで子どもは反発し、やり取りがエスカレートしてしまいます。このような場合、親が変わることで新しいパターンを作ることが重要です。
具体的には、従来のアプローチを以下のように180度変えるチャレンジをしてみてください。子どもの行動変容に繋げるには以下のアプローチを3週間は継続する必要があります。
1. 全く言わない➡これまでのように子どもに言い続けるのをやめる。
2. 長所を伝える➡子どもの苦手な部分ではなく、できることや得意なことを褒める。
3. ユーモアを使う➡ 叱るのではなく、笑いを交えたコミュニケーションを心がける。
特に子どもが低学年のときは、初めからスルーするのではなく以下の3ステップを試みると良いでしょう:
ステップ1「共感 」子どもが感じていることを理解し、話を聴く。
ステップ2「提案」子どもの気持ちを理解した上で、代替案を提案する。
ステップ3「スルー」感情が落ち着いたら、少し距離を置く。
話を聴いて共感することを実践することで、親子の信頼関係が築かれ、子どもはより良い行動を取るようになっていきます。人間には心のクセ(癖)あります。ものの感じ方、考え方と言ってもいいかもしれません。例えば親の心がマイナスだと周囲(子ども)の短所を見つけるようになります。短所や欠点を見つけるとそれを指摘したり、命令的に行動させたりします。親の心が大切なのは、親の心の持ち方が子どもに影響を与えるということです。親がポジティブなプラス視点を持つことで、子どもの良いところを見つけ、伸ばすことができるのです。親が変わることで、子どもも変わるという信念を持ち続けましょう。
次回は4原則「子どもには上から目線でなく、水平目線で」です。
子どもを育てる『7つの原則』の第2原則『子どもの行動を変える前に、子どもの心を変える』です。心の状態が変わらないのに行動だけ変えようとしても、本質的には何も変わっていないため、また同じことが繰り返されてしまいます。
そもそも子どもは親がさせたいことに対して、なぜ自主的に行動しないのか?理由は面白くないからです。もし勉強や、片付けが面白かったら喜んでやります。行動基準は『楽しいか楽しくないか』『面白いか面白くないか』です。
親として『楽しくなくても』『面白くなくても』子どものために厳しく躾けないとダメと思っているママさんも多いと思います。今までのやり方で子どもが変われば良いですが、子どもが変わらないということは、叱る、怒るでは子どもの行動は変わらない、自分の子どもはどういう対応をしたら『心が変わるのか』
次の3ステップ視点で子どもに適した方法を探しだしましょう。
問1『なぜ、子どもは言うことを聞かないのだろうか?』 問2『なぜ、子どもは○○をやりたがるのだろうか?』 問3『子どもが行動したくなるにはどうすればいいだろうか?』
例えばゲームに対しては自主的に行動するのはなぜ?を考えると、自分の進捗が点数などによって『見える化』されているからとか、『友達と一緒にやっているから』など理由が見えてきます。
そして何回言っても変わらない理由に、大人と子どもでは時間感覚が異なります。①子どもには『過去と未来』の概念がない、大人には、過去、現在、未来という時間の概念があり未来に対する心配や不安から、意識して今の行動があります。子どもは先を見て準備することや、過去の意識が無いか薄いので何度言っても、子どもは変わらない②大人と子どもでは時間の長さの感じ方に差がある。例えば40歳の親と10歳の子どもだと年齢比は、4:1で、時間感覚差は、親が10分、10歳の子は40分の感覚になります。それだけ子どもは長く感じます。それを理解するとアプローチ方法が変わってきます。あくまでも目安ですが、子どもが上記の2つの時間感覚を身につけるのは、男の子は中2、女の子は小5あたりといわれています。
その子に適した方法を探しだし、応用して実践していくことが、子育ての1番面白いところだと思います。
次回は第3原則『親が変わることで、子どもが変わる』です。
今回から、子どもを育てる『7つの原則』を伝えていきます。
まずは、第1原則『 ①子育てには正解はなく、②その子に合ったアプローチがあるだけ』です。
①私たちは物心ついてからずっと教育を受けてきて、特に学校ではテストがあり必ず正解が存在する。学校教育で刷り込まれた『正解主義』によって、いつしか正解のない問いに対しても無意識に正解を求めてしまいます。子育てで『どうすれば子どもは親の言うことを聞いてくれるのか』『どうすれば勉強する子になるのか』親は唯一の正解を求めて悩みます。ですが子どもの性格、才能、特徴、家庭内環境、親の特徴、性格などが複雑に絡み合って今があるわけであり、しかも時間とともに子どもも変化していくので、『○○すると変わります』と単純に子育てに正解が有りますと言えないのです。
②例えば学校という組織の中で生活するようになると『基準』が作られます。一番わかりやすい基準が学力を測定する『偏差値』です。学校の成績も『基準』で、勉強ができるのか、先生に言われた通りしっかりやっているかいないかという『基準』で測定され、この『基準』に合わせるように親や先生が、子どもたちを修正していきます。そして世の中の『平均』『常識』という枠を作りそこから外れることは悪いことだと思い込み『○○しなければならない』『○○してはならない』と無理に『平均』や『常識』という枠の中に閉じ込めようと考え実践していきます。それで子どもが伸び伸びと成長しているなら問題はないですが、子どもが変わらず親に反抗したり、反発したりする反応を繰り返しているならば、子どもに何度も同じことを言っても変わらなければ、子どもに問題があるかのように錯覚に陥ります。そして親が対応を変えることなく、子どもが変わるまで同じことを続けるという手段に出てしまいます。何度も言う、大きな声で言う、叱るから怒るに転換するなど変化を加えたとしても、それはこれまでの方向と何ら変わらず、子どもは変わらない。それはアプローチ方法に問題があるのであって、子どもにあるわけでないです。ではどうしたらよいのか、子どもを変えようとするのではなく、親のアプローチを変えてみることです。子育てはケース・バイ・ケース『ダメなら次!』の精神で、試すというより理科で使う言葉で『実験』するです。実験とは通常失敗するものです。合わなければ別の方法に切り替える。その方がうまくいく可能性が高いと実践したママさんからたくさん聞いています。自分の子どもに合っていそうな、いくつかの選択肢を『実験』してみる感じでやってみてください。『子育てに正解はなく、その子に合ったアプローチがあるだけ』です。
次回は第2原則『子どもの行動を変える前に、子どもの心を変える』です。
子育ての親の願いは、子どもが生まれたときの⚫︎第1段階は『生まれてきてくれてありがとう』と感謝の気持ちでいっぱいになり、これからも健康で育ってほしいという願いを持ちます。子育てのスタートは一緒でも、①親の思いを実現できる子にしたいコース、②子どもが自分らしい人生を送ることをサポートしていくコースと2コースに分かれるとしたら、どのようなアプローチの違いがあるのかを比較してみましょう。
⚫︎第2段階は①コースは、生まれてしばらくすると他の子どもと同じ行動をとってほしいと平均値が気になります。そこから外れると心配になり、同年齢の子どもと同じ行動を取ることを望みそのために『叱る、怒る』頻度が増えていきます。②コースは周囲に迷惑にならない範囲で自由に楽しませたい。人と比較せずに親のやりたいことではなく、子どもがやりたいことを優先していきます。⚫︎第3段階は、両コースとも生活習慣を整えたい思いは一緒ですが、①コースは子どもの特徴に合わせたのでなく、親の生活パターンに合わせて欲しいという気持ちが強く出ると子どもは反発していきます。②コースは、子どもの心を動かしていきます。子どもがやりたい、やってみたいという気持ちになることで、一定期間経つと習慣化されていきます。その根底には『子どもの心の状態』を親がよく観ていることです。⚫︎第4段階は①コースは学校の成績で、『基準』が作られ、親が不安にならない成績をとって欲しいと子どもが悩むなというのであればわかりますが、親が悩んでいきます。②コースは子どもの長所を伸ばし、長所をさらに伸ばすと自己肯定感が上がるため、自主的に行動する可能性が高まっていきます。⚫︎第5段階は①コースは『子どもがやりたいことを自分で見つけて、それをやり通してほしい』と言いつつも親が誘導したり、一方的に進路を決めていきます。②コースは、子どもが自分で選択して判断するために選択肢が必要です。親から見た子どもの特徴や長所に基づき選択肢を示すことはありますが、どの道に進むかを決めるのは子ども自身であり、親はそれを応援するスタンスをとっていきます。以上スタートが同じでも第5段階目には完全に子供に対する欲求が反対向きの結果になってしまいます。
10年後、どんな親子関係でいたいのか?その子の生まれもったものが、その子らしく伸びるようにするために子育てに必要なものは、『そもそもの考え方を知る』ことだと思います。子育ての原則を知った上で、親の考え方が変わり、親の行動・声がけが自然と変わり、子どもの心が変わると子どもの行動が変わるプロセスがあります。次回から子育てに必要な原則を伝えていきます。
新年度を迎え、新たな気持ちでスタートするお子さんも多いと思います。親として『自ら考え行動する子どもになって欲しい』と願い『ちゃんと考えなさい』といつも怒っていませんか?『考えるって何?』と子どもに聞かれたらなんと答えますか?『考える』ことができる状態とは?それなのに『考えなさい』と言われても考えるという意味が分からないのでただ『悩んでいる』だけになっていませんか?
考えるとは『疑問を持つ力』と『まとめる力』の2つを備えた状態のことを言います。今回は、この2つの力を家庭で養える『問いかけ言葉』を紹介します。『疑問を持つ力』に関係する言葉①『なぜだろう?』は、そこに意識が向き原因分析力を養成します。②『どう思う?』は、自分の考えや感じたことを言語化することになり自己表現力につながります。③『どうしたらいい?』は、問題解決力につながります。『まとめる力』を引き出す言葉は、④『要するにどういうこと?』は、要するにと言われるとまとめだします。⑤『例えばどういうこと?』は、同じ事例を引き出してきます。
特にまとめる言葉の『要するに?』と、似たような事例を引き出す『例えば?)という2つの言葉を問いかけることで、子どもは自然と抽象と具体の行き来ができるようになります。賢い子どもは抽象と具体の行き来を自問自答し、自分で疑問を持ち興味関心を引き出しています。しかし多くの子どもは疑問を持つことを知らず、覚えればいいと思っていて自分ではできません。5つの問いかけの言葉は、問いかけるお子さんの年齢、理解度に応じた使い方が必要です。子どもが『分からない』と答えた場合は、問われた段階で一瞬でも意識がその言葉に向かって考えてます。まずはそこからスタートです。日常会話(雑談)中に、さりげなく自然に問いかけ『考える』ことを習慣化することがポイントです。親がこうすればいいと指示ばかりしていると子どもは自分で考えることをしなくなります。決してこの5つの問いかけを子どもが嫌がっているのに、しつこく問いかけないでくださいね。勉強と思うと子どもは嫌がります。表向きは会話を楽しむように使ってください。
大人も思考力のプロセスとして、抽象と具体を柔軟に行き来すると、物事がとてもシンプルに俯瞰でき、本質を知ることができます。
『なぜ』と疑問を持たないとNHKの『チコちゃんに叱られる』の『ボーッと生きてんじゃねーよ!』と言われてしまいますね。
植物に例えた子育てに必要な条件を紹介します。
植物は種があり、芽が出て、枝を伸ばし葉をつけていきます。条件によっては芽が出ない場合もあります。芽が出ても、光がなければ成長もしません。
これを子どもの成長と重ねてみると様々なことがわかってきます。
発芽の3条件は『水』『空気』『適度温度』
『水』→食べ物(栄養)⚫︎適切な食事を取る。体に良い食べ物を摂る・体に悪い食べ物は摂らないのは当然必要です。味覚は9歳ぐらいまでに形成されます。
『空気』→家庭内の安定した雰囲気⚫︎植物は空気(酸素)がないと発芽しません。人間の場合ももちろん空気は必要ですが、才能の発芽という意味では、家庭内の安定した雰囲気がそれに当たります。家庭内が不和であったり、喧嘩ばかりでネガティブワードが蔓延した環境では、才能発芽は難しいでしょう。家庭内を安心、安全、安定の3安を意識して作るとよいでしょう。
『適度な温度』→適度な愛情⚫︎子どもに対して愛情のない親はほとんどいないでしょう。植物の場合、温度が高すぎても、低すぎても発芽は一般的にしないものです。愛情も強すぎる愛情や、薄すぎる愛情では才能の芽が出ないということです。適度な愛情が理想的と考えることができます。過干渉、過保護は適度な愛情とは言い難い面があります。芽が出る場合、その芽は勉強の芽とは限りません。親がひまわりのように育てたいと思い一生懸命育てても、種がたんぽぽであるなら、ひまわりのように育たない。芽の成長はそれぞれあるのに、成長が遅いと焦り、芽を無理矢理に伸ばそうとして引っこ抜いてしまう場合が有ります。子供への愛情と自分(親)の心配が混同している場合もあります。
そして成長のための光合成『光』→才能の芽を伸ばすためには『光』が必要です。●光とは子どもの『自己肯定感を引き上げる言葉』です。言葉のシャワー(♯02・♯03で紹介)をすると別の枝(才能)も出てきます(才能、能力は1つではないです)葉っぱ(能力)は明るい方向に向いて、葉っぱ(能力)の形はみな違う、葉のつき方も枝の出方もみな違う。その子が持っている才能の芽を伸ばして行きましょう。発芽の条件、光合成の条件、それが子育てにおいて何に相当するのか?ということがわかると、親としての役割がわかってきますね。
自ら行動するステップとして、子どもの成長に合わせて段階的に3つのステージを進むのが一般的理想像です。動物に例えて3つの環境を説明します。
『動物園型』何もしなくてもエサをもらえてるけど、自由のない狭い場所でしか生きられない。『牧場型』昼間は草原で自由に行動でき、動物舎に帰れば安全・安心が保たれ寝る場所やエサがある。『サバンナ』いちばん自由でどこにでも行けるけれども、危険から身を守り、自分で水分や食べ物を探しながら生きていかなければいけない。人間の子育ても、この3つの環境に置き換えて考えるとわかりやすいと思います。この3つのステージを段階的に進めていく事が、子どもの自立を促すステップです。しかし現状はなかなか移行できないケースが多いです。親がつまずきやすいポイントは、幼児期に『牧場型』への移行ができずに『動物園型』のままになっていることです。『動物園型』と『牧場型』の子育ての違いは、子どもの自由な行動範囲が狭いか広いかの違いです。自立した子どもに育つ3つの原則は①『監視』するのではなく『観察』するです。『監視』は悪いことをしないように見張っているので子どもの欠点ばかり目につきます。『観察』では子どもの自然な成長を客観的に見ることで、ささやかな成長や変化に冷静に気がつくようになります。②選択肢を与えるのは親、判断して決定するのは子どもです。子どもは知識も経験も足りないので、親が選択肢を説明し子どもが判断する仕組みを子育ての中で習慣化することです。自己判断力、自己決定力を高めて行きます。③親がやらせたいことではなく、子どもがやりたいことを応援する、です。子どものやりたいことを応援すると自己肯定感が高まり、その子の心が満たされることで今まで挑戦しなかったことも取り組み始めます。
子育てのゴールは『どんな時代でも生きていけるように自立させる』です。
そこを目指し子供を信じて手を放していくことは親の覚悟が必要です。その時のポイントは子どもの実年齢と精神年齢は違うと理解した上で、一度子どもの精神年齢まで目線を下げて自立ステップを進めてください。何歳からでもスタートできます。
今回は『自己肯定感とは』です。前回ご紹介した『言葉の力』マイナスワードを減らし、プラスワードの声がけを3週間、実践されましたか?子供たちは1番身近にいる親から認められないと『自分はダメな人間だ』と思い込んでしまいます。親からマイナスワードをたくさん浴びせられていると、自己肯定感は低くなります。自己肯定感とは、その言葉の通り『ありのままの自分を肯定する感覚』自分を受け入れて、自分を大切にすることです。 他者と比較することなく、自分自身が「今の自分」を認め尊重することで生まれる感覚であり、心を満たした上での物事を前に進めるためのエネルギー(原動力)となります。なぜ日本人は自己肯定感が低いのか?日本人特有の真面目さ、謙虚さ、謙遜が美徳など文化や環境に影響されているかもしれません。人と同じが正しい・安心、人との違いは常識がないと育てられてきました。常に人との比較で評価されそして失敗をしてはダメ、失敗をすると怒られ、自分に満足するな!もっと努力しなさいと教えられてきました。これでは自分に自信を持てず自己肯定感が低くなってしまいますね。自己肯定感が低いと感じでいる方は、まずは『ありのままの自分は価値がある』『人を大切にする前にまず自分を大切にする』この考え方に変換して習慣化してみてください。そのためにはまず『ありのままの自分』を受け入れる意識に変換しましょう。自分を受け入れ認めた土台があって初めて『自分らしさ』『自分が何をしたい』が育んできます。自分の好きなことはなんだろう?やっていて楽しいことはなんだろう?ワクワクすることはなんだろう?と考えてみてください。それが自分の強み、そして長所になって行きます。自己肯定感が低いと幸せを感じにくく、人生を変えにくい傾向があります。自分らしさを大切にすることで、自己肯定感が満たされてきます。次回は、自ら考え行動する『やる気』の引き出し方です。
皆さん、明けましておめでとうございます。
まず『心を満たすとは?』携帯電話を思い浮かべてください。充電が切れたら通話も色々な機能も使うことができません。充電が切れたらどうしますか?これからご紹介するのは、心の充電をするプラスワードの声がけです。『すごいね』『さすがだね』『いいね』相手を承認する言葉です。目の前に居ることが当たり前になっていませんか?あなたがそこにいるのが分かっているよと心の中で唱えてから伝えてください。『ありがとう』『うれしい』『助かった』感謝の気持ちを伝える言葉です。こちらも思っているけど、言葉にしないことが多くないですか?感謝の気持ちは言葉にして伝えないと相手には伝わりません。相手の名前を言って伝えると更に効果があります。『なるほど』『知らなかった』相手に対して関心があることが伝わる言葉です。自分に関心があることが伝わると、相手はもっと教えたい、もっともっと学びたいと思うようになります。『だいじょうぶ』この言葉は使う場面によって逆にプレッシャーを与えてしまう場合があります。ブラスワードで使うのは不安な時に安心できるように伝える言葉です。『らしくないね』自ら考え自立させる言葉です。相手を承認、共感、関心を持った上で伝えると、どうしたら良いのかを自分で考えて行動するようになります。そして『早くしなさい』『ちゃんとしなさい』『勉強しなさい』のマイナスワードを少しでも減らして心を満たす『ブラスワード10の言葉』を3週間意識して使ってみてください。きっと周りの方が変化してきますよ。
『ママ自身が、自分の人生を楽しみましょう すると子どもが変わり、未来が変わります』
次回は、自己肯定感とは?です。
栗谷町会理事をしています清川洋美と申します。
栗谷に嫁いで40年、41年間勤務した百貨店を定年退職をし、主人の母90歳、私たち夫婦、息子夫婦、孫2人、娘の4世代8人で住んでいます。子育てを無我夢中でしている時には気付かなかったこと、客観的に孫を見て理解できることなど、日々学んでいます。現在は子育て支援活動として、子育ての悩みや不安を共有する場、そして学びの場として『カフェスタイル勉強会〜Mama Cafe』を定期的に開催しています。話ができてスッキリし、ママが元気になる会です。それだけではなく、メソッドや方法、実践的な教育についても個別にお話をしています。世の中の急激な変化、価値観の多様化により求められている人材も変化してきてきます。子育ては、経験則だけでは追いついていけない時代になりました。子育ての原理原則を知る事で、不安が少し解消したり物事の見方や解釈、そして意味付けが変わってきます。これから不定期ですがテーマを設けて『子育てを楽しむ』ための豆知識を伝えていきます。『ママ自身が、自分の人生を楽しみましょう すると子どもが変わり、未来が変わります』次回は、子どもの自己肯定感を高める魔法の言葉、『声がけ』で変わる言葉の力です。